1870年代のロシアを舞台に、トルストイの作品を舞台風にアレンジした芸術的な演出の映画です。幕が上がって始まり、シーンが変わると役者がはけるように進み、舞踏会は美しいダンスをこなしながら表情で演技します。落馬のシーンも凝っています。表面的な解釈ではなく、ラストの男たちの様子を観て欲しい作品です。
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アンナ・カレーニナ(2012)のあらすじ・見どころ
1874年の帝政ロシアで政府高官アレクセイ・カレーニン伯爵の妻アンナは若く美しい社交界の華で、息子セリョージャがいます。兄ステパンに頼まれ夫婦の危機の仲裁でモスクワに向かいます。
ステパンの旧友のコンスタンティン・リョーヴィンはステパンの義妹エカテリーナ(キティ)に恋をしています。ステパンに背中を押され、リョーヴィンはキティにプロポーズし断られます。遊び人と言われる将校ヴロンスキーと楽しそうに踊るキティの元を離れます。
モスクワの駅でアンナはステパンと会い、同時にヴロンスキーとアンナが一目惚れします。義姉ドリーの話しを聞き、許すように説得します。キティはアンナを舞踏会に誘い、目当てがヴロンスキーだと言います。
アンナはヴロンスキーに誘われ躍り、ペテルブルクに急いで戻ります。ヴロンスキーがアンナを追い2人は結ばれます。
リョーヴィンにステパンはヴロンスキーが去り、キティが床に伏していると話しますが、リョーヴィンは恥をかかされたと憤慨します。
アレクセイは見世物になるのは避けたいと、ヴロンスキーを忘れて戻るよう言います。アンナは妊娠を告げます。アレクセイはセリョージャを親戚に預け家を離れます。リョーヴィンはキティに会い、愛を告げます。
アンナは産後高熱でうなされアレクセイに許してと言い、苦悩するヴロンスキーにアレクセイは聖人だと握手させます。アレクセイは幸福感に包まれます。ヴロンスキーは敵わないと別れを決める頃、アンナは回復しヴロンスキーと共にペテルブルクから去ります。
リョーヴィンの兄は愛する人と暮らしますが、娼婦のため人の目に触れるのを許されません。リョーヴィンがキティと兄を訪ねると病気が悪化しています。兄の愛人をキティの目につかないようにすると、キティは気にせず女性2人で看病するのを、リョーヴィンは驚いて眺めます。
アンナたちはペテルブルクに戻った時、ヴロンスキーの反対を押しきり観劇に出掛け、社交界の掟やぶりと冷たい視線に晒されます。アンナはヴロンスキーの愛を感じられなくなり、言葉が届きません。ヴロンスキーの行動が疑わしく、ヴロンスキーはアンナの言動に苦しみます。アンナは列車に飛び込みます。リョーヴィンは兄の死後も農地でキティと暮らしキティの愛の深さを知ります。
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